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    カテゴリ: ホバート/TAS州

    個人的なことですが、つい先日またタスマニアに行ってきました。
    寒い寒い。
    もちろん雪も降っていて、危うく道路が閉鎖になりそうな状況。

    そんなタスマニアの冬。
    今月の初めに地元の環境活動家、Miranda Gibson さん(31歳)が国内最高の樹上生活記録(?)209日を成し遂げたとか。



    実は僕もここに別な取材で数ヶ月前にお伺いしたことがあります。
    タスマニアは世界でも最も空気がきれいなところ。
    森林の多くも世界遺産に指定されている。
    しかしやはり時代の波か、多くの場所が森林伐採の脅威におびやかされているのが現状のようです。

    そこでその対抗策として、彼女は樹上生活を始めたということ。
    (ちなみに彼女の本業はハイスクールの教師)
    実際に地上60メートルでの生活はどんなものか?
    それが今らしいというか、ワイアレスのコンピューター、携帯電話の使用も可能。
    これを使って毎日ブログなどで世界に発信しているそうで、「とても忙しい」そうです。

    つい先日も、お母さんがきて、数日泊まっていったそう(笑)


    非公式ながらこれまでの国内記録は1995年、ケアンズでのManfred Stephensさんによる208日。
    ただ世界記録は1997−9年にかけてアメリカ、カリフォルニアでの、Julia 'Butterfly' Hillさんによる、なんと738日だとか(2年だ!)

    Mirandaさん曰く、Juliaさんの記録までは「まだ長い道のり」。

    実はそのJuliaさんからも連絡があったそうで、「できるだけのサポートをするわ」
    と心強いアドバイスをいただいたよう。

    なんでこんなことを、と思うかもしれませんが、
    個人的に数ヶ月前にここに伺い、本当にきれいで豊かなタスマニアの森林をみると、グリーン党でなくても、森林伐採に反対したい気持ちは、よ〜〜くわかりました。
    まことに個人的なささやかな感想ですが。

    (Source:News.com)

    ちなみに僕が某取材で現場にお伺いしたときには、こんなかわいい案内所(?)が入り口にありました。
    ↓これが唯一の目印でしたね。その前後は、数時間走っても左右どこもかしこも、森ばっかりでした。

    IMG_1564

    (これはオーストラリアのユニークスポット・ベスト10です。観光スポットとしてベストと言う意味ではありませんのであしからず。不便なところも多いです。いや、むしろ不便なところベスト10に近いかも。また管理人MACの独断と偏見ですよ、くれぐれもあまり信用しないように!)

    ちょっとこのランキングで紹介するにはタスマニアというのはひとつの州だし、まあ、大きすぎる気もします。でも、やはりちょっと紹介したい気分。

    この島は、日本やニュージーランドに近いと思います。
    オーストラリア本土がどちらかというと、赤茶けた平坦な砂漠・・と言うイメージに対し、ここは緑の濃い、起伏もある自然の豊かなところです。

    TAS3

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    そういえば、昔作家の畑正憲さんがここを随分気にいられ(「オーストラリ愛」という本も出している)、日本の北海道に対し、タスマニアを「南海道」と名づけていました。
    確かに、似たような面積、緯度、そして環境、風土・・・さすが、作家さんはうまいことをいうなあと、感心したことを覚えています。

    ただ個人的には、昔からタスマニアもいいところなんだろうけど、果たして日本人の旅行者にはどうなんだろう?というのがありました。
    私見ですが、例えば、あるところに旅をする場合、何か「非日常」と言うか、普段味わえないこと、場所、そんな体験をして、程よいカルチャーショックを味わうのが、旅の醍醐味だろうと思っていました。
    そういう意味で、タスマニアは確かに自然が豊かなところかもしれないけども、こういった緑は、ある意味日本にもある。だから、日本人にはもっと非日常的な、例えば「砂漠」のほうが、興味があるのでは、そんな気がしていました。

    でも、最近またタスマニアに出かける機会が多く なり、なぜか妙に心地いいんですね。「するめ」のようにとでもいうか、訪れるたびに徐々に徐々に味わいがでてくるような。

    キャッチコピーではないですが、この島(州)は世界で一番空気がきれい(科学的に実証されています)、そして水がきれい。いまさらながらに、これってやっぱりすごいことなんだろうなと実感。
    また最近流行の「エコ」なんてたいして考えなくても、この島で自然と遊んでいるだけで、無意識にそんなことを考えさせられます。僕みたいなぐうたら派には、ちょうどいいのかもしれません。

    ただやはりその大自然も管理が大変。
    この島には多くの「国立公園」、「世界遺産」がありますが、そういったところを取材していると、本当に当たり前なのでしょうが、自然はほったらかしにしていたらやはり守れない・・・裏方さんたちの多くの努力が支えていてくれるからこそ・・・だと思うのです。
    それも程よく、官民が一体になってがんばっているのを感じるのです。
    こんなことはあまり若いうちは考えませんけどね。

    最近は日本でも、年配の方々の山登りがブームとか・・・。
    オーストラリアで山歩きを楽しみたいのであれば、断然ここタスマニアでしょうね。
    なかでも、クレードルマウンテンは一番の人気スポット。
    ここの約1週間の縦断コースはホント、お勧めです。
    「世界で一番空気と水がきれいなところ」・・と言うのがなるほどと実感できるはず。

    ↓すばらしきクレードルマウンテン
    TAS1


    余談ですが、いまや世界でも有名なカリスマシェフ、テツヤさん (シドニー在住)もタスマニアをべた褒めしています。特に彼の場合は、新鮮な「食材」という観点からやはりすごく実感していだろうと勝手に想像しています。

    ↓州都ホバート、しゃれたそしてこじんまりした町
    TAS HBT


    ↓こんな可愛いSlも走っている!
    TASSL

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