(このコーナーは管理人MACがシドニーの日系新聞”ジェンタ”に連載しているコラムを紹介するものです。VOL.22以前のコラムにもご興味のある方はここ、電子版でご覧ください

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Vol.50 沖縄からビギンがやってきた!



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相変わらず酒好きな僕は 日系のレストランや居酒屋で飲むことが多いのですが、そこでの最初の一杯は何と言っても生ビール。で、ここのところよく目にするのが「オリオンビール」。飲んでみると喉越しがいいと言うか、とっても飲みやすい。

そんな折、突然オリオンビールがTVコマーシャルの撮影で シドニーに来たいと。なんでも、オペラハウスやハーバーブリッジをバックに人気ミュージシャン、ビギンにオリオンビールのコマーシャルソングをかっこ良く歌わせたいと。

いいんですけどね。でも、なぜか僕のなかでは一寸した胸騒ぎが。
そこからが大変。早速丁寧に(!!!)返事をしたのはいいのですが、なしのつぶて。ああこの話はもうないかなと思った頃、突然「来週ロケハンにお伺いしてもいいですか?」と。「えっ、まあいいけど」ちくちくと嫌みなどを交えて返答をしたところ、単純に「ありがとうございます」。こちらの嫌みなどは完全にスルーされていました…。

そこからロケハンがあり、その後3週間をおいて本番。しかしその間もこちらばっかり勝手に焦って、日本(言い忘れましたがこのプロダクションは沖縄ベースの会社です)にがんがんメールしても、返事が異常に「遅〜〜〜い」。でも悪びれたところもなく電話で話しても、いたってそして妙に明るい。焦っているのはこっちだけ(のよう)で全く損している気分。その頃相談がてら、僕の元同僚のH女史と話しましたが、彼女も似たような沖縄プロジェクトがあり、全く同じ経験をしていると。少々ほっとしたことをおぼえています。

しかし無事に撮影が終わってみると大変ではあったのですが何かすべて楽しい思い出に一変。そこで思いました。彼ら、みんな純粋でいい人だと。仕事のやり方ペースは、まあオージーと似ているかな(どっちにも失礼??)。でもこちらの心配はよそに、何となくうまくいってしまうんですよね。沖縄人のおっとりさにはホント、感心しました。
(そういえば、元同僚で某日系誌で今も連載しているおーちゃん。彼女は数年前に日本に戻り某国営テレビ局で働いていたのに、なぜか突然「沖縄に住みたい」とか言って移住しちゃいました。変なやつと思っていたけど今なら何となく分かる気もします。)

そして、そう、ビギンの方達。いやぁ最初にお会いした印象はみんな人の良さそうなおっさん(失礼!)にしか見えませんでしたが、数日ご一緒してよく分かりました。みんな大らかないい方達で、笑顔がとってもかっこいい。作り笑いじゃなく自然でね。そしていざお歌いになると、これが何とも味があるんです。“サンシン(三線)”の音色もいいし。沖縄、沖縄の歌…みんないいですね。今回シドニーの沖縄県人会の方の協力も頂いたのですが、沖縄の方たちの結束力の強さもよーく分かりました!

もう一つ。このコマーシャルは来年の放映ということですが、僕はてっきり日本全国で、あるいは海外も含め放映すると思ったのですが何と沖縄だけとか。僕「どうして?」、監督「単に予算がないんです」と。でも、すでに沖縄の人はみんなこのビール知っているでしょう、そして大好きでしょう。しかしこのあたりも何とも沖縄らしい(笑)

最後に一言。今回色々な方たちのご協力を頂きましたが、特にダルマレストランのシズカさん、そして玉城さん、ホント、お世話になりました!


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