(このコーナーは管理人MACがシドニーの日系新聞”ジェンタ”に連載しているコラムを紹介するものです。VOL.22以前のコラムにもご興味のある方はここ、電子版でご覧ください

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Vol.49 「24時間テレビ」ってそんなにひどいの?

またまた恒例の「24時間テレビ」があった。我が家の場合、何となく見てしまう。それも親より、むしろ子供たち(13歳)。もっともその動機は本来の番組の趣旨よりも、有名なタレントさんが一堂に集まるので、それ目当ての部分も大きい。 いわば、ミーハー的な見方。毎週「世界の果てまでイッテQ!」は必ず見ているし。

それでも、色々と障害を持った子供たちやその家族が励ましあって強く生きていく…と言ったドキュメンタリーやドラマのときは、真剣に、少々涙目で見ている(かみさんの方はさらに涙が止まらずボロボロな顔をして見続けていましたが)。
ただこの番組、最近はネットでの批判も多く、そしてそれをさらにマスメディアが紹介するという悪循環で、やれ偽善だ、演出過剰だ、タレントがなんであんな高いギャラをもらうんだ、とうるさい。
そういわれながらもこの番組、すでに36年続いているんですよね。
思いだしてみれば、僕自身、若いころはこのような批判と同じで、「こんな過剰演出のお涙頂戴番組は吐き気がする」そんな感じでした。評判だけ聞いて、わざわざ番組を見る気もしない。まあ、テレビ局も商売なんだから勝手にやっていたら、くらいの印象。そのうち消えてなくなるんじゃないの、とも思っていました。
しかしなくならない(笑)

でも、最近思うんです。こういう番組もあってもいいんじゃないかと。確かに過剰演出でしょう。チャリティー番組と言いながら、偽善っぽい部分もあるでしょう。社会的弱者をさらしものにしているという批判もあるでしょう。
しかし、普通我々はこういった社会的弱者の方に接する機会も、彼らのことを考えてみることもほとんどないと思う。そういった部分に触れることが「必要」とは言わないけど、「貴重」な時間であると思う。もちろん万人がそうではないけど、少なくとも我が家では、この時間を楽しんでいる。
少々批判があっても、それをひっくるめて番組を楽しんだらいいと思います。もちろん嫌な人は、見なければいいんですから。

余談ですが、恒例のマラソンで、森三中の大島さんが頑張っていましたね。個人的に彼女は知りませんが、「イッテQ!」ロケに関わることが多いため、過去にも「素」のイモトさんや、出川さんや金子さんやらに現場でお会いしてみると、本当に皆さん真剣だし、「プロ」なんですよね。自分たちの立ち位置もわかっているし、いかに振る舞うか、いい意味で計算しながら真剣勝負でがんばっている。年齢に関係なく、僕は彼らたちから現場で学ぶことがとても多い。特に数年前にお会いしたイモトさんなんか、「自分は何の芸もないから真剣にやるしかない」といいながら本当にすごい体当たりの演技。頑張り屋さんだった(その後すぐブレークし、この24時間テレビのマラソンランナーにもなった)。今回の大島さんのがんばりも想像がつく。あんな短期間の異常なダイエットなんか、こんな大きなイベント(目標)がなければできないだろうし、だから逆に達成してしまうタレントさんとしての彼女の底力はやはり凄いと思います。
まあ、こういった番組を「楽しめる」僕は歳をとったというのが真実でしょうが、でもすべてを楽しんじゃう方が、間違いなく精神衛生上いいに決まっている。人生楽しんじゃった者勝ち!じゃないでしょうか。

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(↓写真は昔いただいたイモトさんのサイン、今では子供たちのお宝)

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そういえば、昔個人ブログにも、イモトさんのことを少し書いたことがあります。
こんな記事。2008年だったんだあ。光陰矢の如し!
がんばれ! 珍獣ハンター イモトさん

イモトさん