昨日の記事の続きです。

この現国会議員のオークショットさん、大変な難病にかかっていることが判明、自ら告白しています。

さて、約1ヶ月前の話。

僕は日本の某新聞社に頼まれて、こちらの複数の国会議員にアプローチをしていました。

昨日書いたように、日本もオーストラリアも同じような「ねじれ国会」が続いているのに、なぜオーストラリアはそれなりにうまくいっているのか(あくまでも相対的に日本と比べたらという意味です)。

色々と調べていくうちに、与党(労働党)、野党(保守連合)以外に、数は非常にマイナーですが数名のグリーン党議員、そして無所属議員がその間でイニシャティブを握っていることが明白に。

彼らが与野党の間に入り、駆け引きをし、できるだけ自分たちの主張を通すように動いている。
ギラード首相からみれば、どうやってこれら数名の議員を自分たちの陣営に巻き込む(巻き込める)かが手腕の見せ所になっているわけです。

それで、そのイニシャティブを握る数名のひとりがこのオークショットさんでした。

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(↑Daily telegraphより借用)

こんな背景があるため、僕たちの最初のオークショットさんに対するイメージは、裏でこそこそ駆け引きをし、巧妙に自分たちの主張を押し通す、ずる賢い、いかにも、、の政治家(いや政治屋かな)。(「おぬしも悪じゃのう」といった、、、笑)。

ただ、いざアプローチとなると、国会議員さんたち多忙を理由になかつかまらない。
そんななかで、彼の秘書が一番早く連絡をしてきてくれました。

「本人はとても忙しいけど、アポは絶対なんとかするから少々気長に待っていてくれ』
と。
そしてなんとか時間を取ってもらい、こちらのロケ最終日に彼の選挙区でもある地元ポートマックアリーに飛ぶことに。
(ちなみにここはNSW 州のきれいな田舎町。リタイア–組が多い、あるいはコアラと共存する街としても有名。)

さて当日、会ってみたら、これが大違い。
とにかくさわやかなのだ。
(ちょっと古いですが、むかしの映画の若大将のようなかんじかな)
終始ニコニコで、全く政治家らしくなく、キビキビと誠実に答えてくれる。
横にいる秘書もでかいガタイを揺らしながらずっと笑って見守っている。
質問自体はかなり辛辣なものも多かったのですが、、、
(この秘書、実は元ラガーマンで、数年千葉の実業団チームIBMでプレーしていたらしい。凄い親日家というのがあとで判明)

この時のオークショットさんのイメージは壮烈だった!

日本から来ていたツワモノ記者も、すっかり魅せられたよう。
もちろん、ツワモノでない僕も、単純に魅せられっぱなし。
ころっといってしまった。

まだ41歳。
地元で大人気の秘密もわかった気がしました。

そんな彼が、難病の告白。
お会いした当時は、手が震えるような仕草も何もなかったのに、、、

そして彼は病気どころか、これからも可能であれば、アイアンマンレースに参加したいと。
アイアンマンレースですよ!

なんとタフなんだろう。
精神的にも、肉体的にも、、

影ながら今後の彼の活躍を是非応援したいと思っています!!!