ちょっとした仕事で、ニュージーランドのクライストチャーチに行ってきました。
”あの”地震からすでに1ヶ月以上がたっています。

日本の震災で半ばこちらの地震はかすんでしまったようですが、その”後遺症”は大変なようです。
地元に行ってみて、そして見てみてあらためて実感。

まずは街中はまだ、ほとんど車も通行止め状態。
一部営業できるようなお店もあるのですが、何せ車が入れないところが多く、まさに開店休業状態にならざるを得ない。地元の方に聞いてみると、最低限の活動ができるのが早くても今年のクリスマスだとか。
まだ半年以上ある。
それと、これはまた聞きですが、日本の救助隊がいらっしゃったとき、阪神淡路の震災に関わった方もいらっしゃり、クライストチャーチの惨状を見て、「阪神で復興まで10年かかった。ここはおそらく15年くらいかかるのではないか・・・」
そんなふうに仰ってたそうです。


今回少し協力していただいた日本人の方のところにお伺いしたのですが(市街から車で20分ほど)、この地域は幸いなことに被害が最小だったところ。
しかしここの商店街も、ほとんどゴーストタウン状態。
お店によってはひびが入ったりして、まだ市の条例でこの状態では営業許可がおりないそう。
そんな店がほとんどで、実感として開いているお店はせいぜい1-2割程度。
(繰り返しですがこれでも被害が最小の地区なのです)

市の周辺の道路も、まだまだあちこちが工事改修中。
徐行運転のところが多い。
ひび割れがまだむき出しのところもあちこちに。


そんな状況で、その日本人の方も今後のことを考えると眉をひそめる。
観光業のため、その影響はもろなのだ。
ただ彼は、シェフとして働けるそうでまだよいほうという。
あとは、推して知るべしか。

車の運転中にラジオで言っていた。
「この震災ですでにクライストチャーチのから7万人が出て行った」
(クライストチャーチの人口は調べてみると35万人、すごい人数ですね)

我々はとかく、震災でも何でも、その直後はマスコミでも騒がれ話題になるため考えもするのですが、それもしばしで終わり。
しかし、当事者はまだまだこれから困難な道が続くわけです。

日本も同様。

僕なんかにできることはいまや祈ることしかありません。